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エンカレッジ・テクノロジ 特権ID管理ソフトの販売が好調 「ゼロトラスト」がキーワード

2022/03/03 09:00

週刊BCN 2022年02月28日vol.1912掲載

 エンカレッジ・テクノロジの特権ID管理ソフト「ESS AdminONE」の販売が好調に推移している。昨年3月の提供から半年余りで30件のプロジェクトに採用されたほか、11月の最新バージョン「ESS AdminONE V1.1」の売れ行きも順調だ。
 
日置喜晴 取締役

 同社の2022年3月期第3四半期(21年4月~12月)の業績は、売上高が15億700万円(前年同期比15.2%増)、営業利益が前年同期の約3.3倍にあたる2億8100万円。営業面で顧客ターゲット別の営業推進施策としてポストセールスの活動強化に取り組み、「ESS AdminControl」「ESS AdminGate」の既存顧客に対してESS AdminONEへの移行提案を進めたことによって成長につながった。日置喜晴・取締役マーケティング部長は、「ゼロトラストという観点から、今後も展望は明るい」としている。

 ESS AdminONE V1.1は、さまざまなシステムにおける特権IDのパスワード変更処理を可能にする汎用パスワード変更インターフェースを新たに実装。インターフェースに合わせた外部プログラムと連携することによって、Windows/Linux Server以外の特権IDについてもパスワード変更処理ができる。

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