両備システムズは3月17日、同社が提供する自治体向け子育て支援システム「ネウボラかるて」が広島県府中町に採用され、稼働を開始したと発表した。母子保健業務をデジタル化し、タブレット端末を利用して場所を選ばずに住民サービスを提供できるようにする。
「ネウボラ」とは、フィンランドで自治体が運営している出産・子育て施設とその制度のことを指す。日本においても、妊娠期から出産、子育て期に至るまで切れ目のない支援を提供するため、市区町村における「子育て世代包括支援センター」が法定化されるなど、子育て支援の強化が進められておりネウボラかるてはそれに関する自治体業務の効率化を目的としている。
自治体が提供する子育て支援サービスは、母子手帳の交付、妊婦の健康検査、乳幼児検診など多岐にわたるが、現状では紙のカルテで情報を管理しているため、市役所、保健所など、住民サービスを提供する場所にその都度カルテを持ち出す必要があった。このため作業負荷や、紛失や破損のリスクが高かったほか、異なる担当者間での情報共有が難しかった。
両備システムズ 自治体の子育て支援をモバイル化 シェアNo.1の健康管理システムを応用
週刊BCN 2022年04月04日vol.1917掲載
続きは「週刊BCN+会員」のみご覧になれます(登録無料:所要時間1分程度)
<会員特典>
1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした
解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
5. 企業向けIT製品の導入事例情報の掲載が可能(登録および更新)
自社の導入事例を無料でPRできます。
※会員登録フォーム内、「ITベンダー登録」欄での申請が必要です。