都築電気は、ネクストジェンと資本業務提携を交わした。両社は、これまでもパートナーシップを組んでおり、2021年10月にはクラウドPBXサービス「TCloud for Voice」の提供を開始。今回の提携によって、同サービスの機能強化や拡販を推進するほか、クラウド型コンタクトセンターサービスとの統合、CRMやデジタルマーケティング、SNSとの連携など、音声とさまざまなデータを結ぶ新たなサービスの開発にも取り組んでいく。都築電気の武林功樹・執行役員と河野朝夫・ソリューションビジネス本部第一コミュニケーション営業統括部長、ネクストジェンの大西新二社長に、提携の狙いやメリットなどについて聞いた。
(取材・文/佐相彰彦)

協業でクラウドPBXをサービス化

資本業務提携を交わした狙いは。

河野 ネクストジェンさんとは以前から協業し、クラウドPBXサービスであるTCloud for Voiceの提供を実現しました。今回の提携は、TCloud for Voiceの機能強化などによるソリューションの拡大が目的となります。

大西 当社は、通信事業者にコアネットワークを提供するビジネスがメインでしたが、事業を拡大していく中で都築電気さんと協業しました。さらに新しい製品・サービスを創造していくことを目指し、今回の提携に至りました。

提携するメリットは。

大西 海外の製品も扱うなど、国内外を問わずに中立的なポジションにいることが当社の強みで、都築電気さんも多くのメーカーの製品・サービスを提供し、ニュートラルな立場であることから「音声」を切り口にさまざまな角度から製品・サービスを開発・提供できる点がメリットです。

武林 ネクストジェンさんがキャリアグレードの製品・サービスを提供している点は大きい。今回の提携で、さらに関係を深めることができます。

河野 クラウド移行の流れの中で、顧客ニーズに対応したソリューションを開発できるベンダーを探していました。その中でネクストジェンさんと出会い、クラウドPBXサービスを提供することができた。提携で、そのサービスを強化できるという点は大きなメリットです。
 
(左から)都築電気の武林功樹・執行役員、
ネクストジェンの大西新二社長、
都築電気の河野朝夫・統括部長