政府IT戦略本部は「新たな情報通信技術戦略」を今年5月に発表した。翌月には詳細な「工程表」を公表。そのなかの重要な柱の一つとして医療・介護のIT活用を高らかに謳う。医療・介護に加え、環境・エネルギー、観光・地域活性化などの分野で積極的にITを活用することで、2020年までに国内外で約70兆円の新市場を創出するとぶち上げた。実現に向けた予算措置や政策による利益誘導などがすでに明らかになっており、「カネの匂いが強く感じ取れる」(医療ITに強いベンダー幹部)と、色めき立っている。