インメモリデータベース(インメモリDB)「SAP HANA」が登場したのは2010年。それを契機に、データベースのインメモリ化を巡る開発競争が過熱した。すでにIBM、オラクル、マイクロソフトなどの主要なデータベースは、インメモリDB機能のサポートを済ませ、「各社横一線」の状況をつくり出している。だが、インメモリDBに対する各社の戦略やスタンスには差異があり、インメモリDB市場の全容を捉えるのは意外と難しい。ここでは、インメモリDBの背後で渦巻く主要ベンダーの狙いや思惑を追いながら、インメモリDBで、「何がどう変わるのか」を改めて考察する。(取材・文/福田悦朋)