間接販売の強化で事業拡大 3年後にトップクラスのシェア獲得へ


EMCジャパン 代表取締役社長 ナイハイゼル・エドワード
取材・文/佐相彰彦
撮影/ミワタダシ
撮影/ミワタダシ
週刊BCN 2006年07月31日vol.1148掲載
日本市場でのシェアを拡大しようと躍起になっているEMCジャパン。今年1月に、販売代理店への支援制度「ヴェロシティプログラム」を設置し、間接販売の本格化で事業拡大を図っている。売上高については、市場の成長率に比べ2.5-3倍の成長率維持を目指している。ナイハイゼル・エドワード社長は、「今後3年間でトップクラスのシェアを獲得する」と意欲を見せる。
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Profile
ナイハイゼル・エドワード
(ナイハイゼル エドワード)1952年生まれ。米国ケンタッキー州出身。米ゲートウェイのコーポレート・バイス・プレジデントおよび日本ゲートウェイ社の社長兼CEOを務めるなど、さまざまな企業で日本やアジア・パシフィック地域でトップのポジションを歴任。05年1月に米EMCに入社し、同社のバイスプレジデント兼EMCジャパン社長に就任した。
Company
会社紹介
米EMCの日本法人として1994年に設立した。ストレージ分野の専業メーカーとして、同分野のハードウェアやソフトウェアの開発を手がけている。最近では、保守の強化やコンサルティングを中心としたサポートチームの設置などストレージサービスの提供にも力を入れている。
ワールドワイドでは、米国市場を中心にトップシェアを獲得している地域が多いが、日本では10%に達しておらず、ほかの地域と比べてシェアが低いのが実状。昨年度(05年12月期)までは、直販を中心にビジネスを展開してきたが、今年1月から間接販売を本格化。中堅企業市場で新規顧客の開拓を図っている。このほどNECとの提携を強化し、日本市場に合った製品開発や販売を行うことにも取り組んでいる。 今年度の売上高については、第1四半期と第2四半期ともに前年同期と比べ2ケタ増を達成するなど順調に推移している。このほど、ワールドワイドでセキュリティ専業メーカーのRSAセキュリティの買収を発表。ストレージビジネスの領域を広げることにも力を注いでいる。
ワールドワイドでは、米国市場を中心にトップシェアを獲得している地域が多いが、日本では10%に達しておらず、ほかの地域と比べてシェアが低いのが実状。昨年度(05年12月期)までは、直販を中心にビジネスを展開してきたが、今年1月から間接販売を本格化。中堅企業市場で新規顧客の開拓を図っている。このほどNECとの提携を強化し、日本市場に合った製品開発や販売を行うことにも取り組んでいる。 今年度の売上高については、第1四半期と第2四半期ともに前年同期と比べ2ケタ増を達成するなど順調に推移している。このほど、ワールドワイドでセキュリティ専業メーカーのRSAセキュリティの買収を発表。ストレージビジネスの領域を広げることにも力を注いでいる。