固定電話がIP網に移行する2024年は、NTTグループにとって大きな節目となる。長距離電話を収益の柱の一つとしてきたNTTコミュニケーションズは、クラウド基盤を支えるデータセンターやネットワークセキュリティ、日系企業の海外進出支援といった伸びしろの大きいビジネスに軸足を移す。この6月にトップに就任した丸岡亨社長は「持ち前の技術やサービスをサプライチェーンやスマートシティ、教育などのデジタル変革支援に応用していく」と、強みを発揮できる領域を明確に規定して新たな成長の足掛かりを築く方針だ。