オラクル(ラリー・エリソンCEO)は、毎年開催している「ORACLE OPEN WORLDサンフランシスコ」で、新たに「The Information Company」を掲げ、簡素で、使い勝手が良く、より戦略的な情報をユーザーに提供できる会社を目指して動き始めた。オラクルオープンワールドは12月6日から9日まで4日間にわたり、米サンフランシスコ・モスコーニセンターで開催。この中でオラクルは、3つの戦略的テーマを示し、システム中心でなく、情報そのものを真に共有することを提案。そのための新製品などを発表した。統合・再編が今後も進展するとみられるソフトウェア産業にあって、ユーザーとの親和性を武器にプレゼンス向上を狙う構えだ。