中小企業庁は、IT活用型の経営革新を推進する来年度(2007年3月期)事業「中小企業戦略的IT化促進事業」の公募を3月下旬から始める。通期の予算規模は前年度並みの約7億円で、30-40件程度の採択になる見通し。

 IT活用型の経営革新や複数の中小企業が連携したEDI(電子データ交換)の促進などに重点を置く予定。

 今年度末までの4年間の実績として累計約270件の事例を創出できる見込みだ。これに来年度の公募予定分を合わせるとおよそ累計300事例に達する見通し。

 2月下旬からの公募に先立ち事前説明会を全国の経済産業局などを通じて行い、3月下旬から4月下旬までの約1か月間公募を行う。応募内容の審査を経て7月上旬に採択する。

 02年-05年度までの4年間は「IT活用型経営革新モデル事業」の名称だったが、EDIや無線タグなどを使い、複数の企業が戦略的に連携した事例の採択に重点を置く方針を打ち出したことなどから、来年度は「中小企業戦略的IT化促進事業」に名称を変更する。中小企業庁では07年度以降もIT活用型の経営革新を推進する事業を「継続したい」としている。