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データ復旧センター データ解析事業を本格展開 独ベンダーと独占契約
2008/01/07 20:50
週刊BCN 2008年01月07日vol.1217掲載
07年には、フォレンジック製品の開発会社である独X-Ways社と日本での独占販売契約を結び、同社の解析ツール(日本語版)を利用して3月から「コンピュータフォレンジックサービス」を開始。不正に使用されたパソコン調査や証拠になるデータ取得・復元、手掛かり情報の整理・報告などのほか、調査技術者の育成を行う「トレーニングプログラム」を提供している。
同社によれば、同サービスの案件が07年8月頃から入り始めたそうだ。「当社のサービスは、専門機関でトレーニングを受けたフォレンジックのエキスパートが提供している。他社と異なりサポートも日本語」(杉山一郎・フォレンジック事業部長)と特色を説明する。
このほかにも、HDDなど媒体保全の出張サービスや訴訟を前提としたサービスも用意。07年11月には、フォーカスシステムズを通じて、警察庁へフォレンジック製品「X-ways Forensics」を納入した。「破壊行為を受けたパソコンや経年劣化した動かなくなったパソコンなどのデータ読みだしもできる点が、データ復旧を本職とする当社の強み」(佐藤能規・取締役営業部長)と、保守ベンダーやSIer、競合他社とのアライアンスを本格化する計画だ。
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