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ITジュニア育成交流協会 小学校で特別授業 高山理事長と詫間高専生が登壇
2008/01/14 20:50
週刊BCN 2008年01月14日vol.1218掲載
授業は二部構成で、まずは情報の果たす役割について軽くふれる。そのあとメリットとデメリットを子供たちにも分かりやすいように話した。高山理事長が「家でインターネットを見ているひとは?」と問いかけると、8割方の子供たちが「はいっ、はいっ」と元気よく手をあげるなど、インターネットが子供社会にも広く浸透している様子がうかがえた。
検索サイトなど利便性の高いサービスは広く認知されており、自ら主体的に情報を取りに行くインターネットのスタイルも子供たちに定着しつつある。こうした“光”の部分を踏まえながら、「有害情報に触れないよう気をつけること」と“影”の部分もあることを説いた。
第二部では、昨年10月に開催された全国高等専門学校第18回プログラミングコンテストで特別賞を受賞した詫間電波工業高等専門学校のメンバーが参加した。情報工学科5年生の松浦伸彦さんら3人が入賞作品の「WIND+WOW!-癒しの窓-」を展示。見る人の位置によって窓に映し出される風景が変わるようプログラミングされた作品で、子供たちはどのような仕組みになっているのか興味津々の様子だった。「ITのおもしろさが十分に伝わった」(松浦さん)ようだ。
A.JITEPはIT産業を支える次代の若者、子供たちにITの重要性を伝える活動を展開しており、今回の特別授業もこの一環で行った。
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