NEC(矢野薫社長)は、NGN(次世代ネットワーク網)の普及拡大に向けたサービス基盤とパートナー企業向けの新たな技術・営業・販路開拓などを提供する。2月22日に都内ホテルで開催したソフトウェアの年次イベント「Software WORKS SUMMIT 2008」で、岡田高行・執行役員が明らかにした。企業向けITアプリケーションをNGN環境で実現するには、「HTTPプロトコル通信に加え、SIPプロトコルの利用が必須」(同)と、NGN対応のミドルウェアの標準化を他のITベンダーに働きかける一方、Web2.0やSaaS、SOAなどとNGNを連携させる基盤の提供や技術支援などを強化する方針だ。