コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は6月6日、全国の都道府県・市町村教育委員会と私立小・中・高等学校に対して、パンフレット「経営者のための違法コピー防止ガイド」と「豊かな情報社会への正しい知識と思いやりのある行動『情報モラル』」、リーフレット「わかってますか?Winnyの実態」の3点を「著作権啓発セット」として送付した。

 教育機関では、多くのコンピュータが授業などで使用され、不特定多数の児童や生徒が利用することから、管理者の意図しないところで不正コピーが発生する可能性がある。また、Winnyをはじめとしたファイル共有ソフトの使用については、著作権侵害や情報漏えいなどに関するリスクが高い。これらの事実を生徒や児童に伝えるため、「著作権」と「情報モラル」の教育が不可欠であるとACCSは主張する。

 今回、教員や学校事務局、児童・生徒を対象に、それぞれの立場で著作権や情報モラルの理解を促し、適切なソフトウェア管理や情報モラルに基づく行動、Winnyなどのファイル共有ソフト使用に伴うリスク啓蒙するため、「著作権啓発セット」を送付した。送付先は、全国の都道府県・市町村教育委員会2500件と、全国の私立小・中・高等学校2300校。アンケートを同封し、著作権に関する教育現場の問題意識や疑問点などの回答を求めている。