ニュース

HDE、OSSのサーバー仮想化管理ソフトウェアを公開

2009/05/29 21:32

 HDE(小椋一宏社長)は、同社が開発した仮想化管理ソフトウェア「Karesansui」をOSS(オープンソースソフトウェア)として無償公開すると発表した。あわせて、Karesansuiの開発プロジェクト「Karesansui Project」を立ち上げ、支援を開始する。

 Karesansuiは、Webインターフェイスを備えた日本発のOSSサーバー仮想化管理ソフトウェア。OSSのXenハイパーバイザーをサポートし、インターフェイス上からゲストOSの起動・停止・管理(スナップショットの作成、CPU数、メモリサイズの変更など)を可能にした。

 開発者が拡張しやすいRESTfulアーキテクチャを採用し、機能追加や情報の加工を容易に行える。また、日本語、英語のマルチ言語に対応した。今後はKVMを含む様々なハイパーバイザーをサポートする予定。Karesansui Projectが中心となって開発を行い、同社は開発、資金面でKaresansui Projectを支援する。

 Karesansuiは、Karesansui Projectサイト上で公開し、ライセンスはGPL/LGPLに基づいて提供する。
  • 1

外部リンク

HDE=http://www.hde.co.jp/

Karesansui Project/Karesansuiソース公開サイト

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>