SRA(鹿島亨社長)の今年度(2010年3月期)連結中間決算は、売上高が前年同期比17.8%減の159億6700万円、営業利益が同52.3%減の6億8700万円、経常利益が同51.3%減の7億900万円、純利益が同50.1%減の3億5500万円となった。減収減益で最終利益は半減。銀行・証券、製造、通信業からの受注が大幅に減少したことが響いた。

 事業セグメント別でみると、「開発」「運用・構築」「販売」の3セグメントすべてで減収となった。「開発」は前年同期比21.6%減の83億6800万円、「運用・構築」は15.3%減の20億9100万円、「販売」は12.3%減の55億600万円。

 開発および運用・構築事業の売上高をユーザー企業・団体別でみると、製造業が6億400万円減の29億2600万円、銀行・証券業が10億4700万円減の22億500万円、通信業が4億900万円減の22億500万円。

 鹿島社長は下期について「証券業向けビジネスは厳しく、下期も伸びないだろう。ただし、製造業と通信業向けは伸びる余地がある。加えて、電力・ガス事業者と学校向けビジネスは昨年同期比で成長した分野で、さらに成長できる」と強化する業種に言及した。

 通期の業績見通しは変更せず、売上高が前年度比22.0%減の326億円、営業利益が同28.3%減の27億4000万円、経常利益が同29.6%減の27億4000万円、純利益が同29.0%減の14億5000万円を見込む。

業績を説明する鹿島亨社長。中間期は減収減益だが、通期見通しは修正しなかった