エムオーテックス(MOTEX、高木哲男代表取締役)は、ネットワークセキュリティ統合管理ツール「Lanscope Cat6(ランスコープ キャット 6)」の最新版「同Ver6.4.0.0」を1月26日にリリースする。今回のバージョンでは、「アプリケーション自動インストール」「全資産管理」「デバイスシリアル管理」といった全23項目のバージョンアップを行った。

Sales Action
営業推進部
池田淳部門長
 これまで、アプリケーション配布では、ソフトウェアのバージョンアップなどを行う際に、スクリプト方式を用いて配布、インストールを行っていた。だが、スクリプトを自社作成できないため、メーカーに有償スクリプトを依頼しても届くまでに1~4週間かかったり、ネットワーク負荷がかかることで業務に支障をきたしたり、クライアントの電源がOFFになっている場合には配信できないなどさまざまな課題が山積していた。

 そこでMOTEXでは業界で初めて、スクリプトを使わない「完全イメージ方式」を採用した。録画のようにインストール手順を記録し、手順ファイルを対象PCで再生するだけでインストールを実行できる。

 帯域制御機能とWindows Updateと同じBITS(バックグラウンド インテリジェント転送サービス)を実装したころで、ネットワークの帯域負荷が低い状態のPCを検知し、配布する方法を実現した。従来は、クライアントPCが途中で電源がOFFになった場合には、配布をやり直す必要があったが、「レジューム機能」により、次回接続時に前回のダウンロードの続きから再開できるようになった。「アプリケーションの配布コントロールは全バージョンではできないに等しかったが、これらの機能を実装したことにより、時間帯を見計らって休憩時間や深夜を利用したインストールも可能になった」(Sales Action 営業推進部 池田淳部門長)という。

 また、資産管理機能を強化し、会社内のソフトウェア、プリンタ、ルータ、周辺機器など社内の全資産を一元管理できるようになった。ツリー表示により、資産情報を一覧表示できるほか、ユーザーごとにソフトウェアの種類だけではなく、バージョンごとに使用ライセンス数を自動集計できる。Active Directory(AD)の情報を収集することで、ユーザー管理台帳を生成することも可能だ。

 昨今、情報漏えいや、ウイルス感染の危険性が高まっていることから、企業では外部メディアなどによる情報の持ち出し対策が急務となっている。そこで、コンバージョンではオプションとして、デバイス制御(USBシリアル管理)機能を提供する。

 これにより、USBメモリをシリアル番号で管理し、ADとの連携でUSBの購入管理や責任者へのUSBの割り振り、ユーザーや時間ごとに使用許可権限を与えたり、USBにどんなファイルが書き込まれているかも管理できる。(鍋島蓉子)