携帯電話の位置登録情報を利用した位置ゲーム『コロニーな生活☆PLUS』(コロプラ)を運営するコロプラは、12月現在、登録解除者を除く登録者数が155万人に達したと発表した。

 2009年の『コロニーな生活☆PLUS』利用者は86.6%が成人で、未成年者はわずか13.4%。他の携帯電話ゲームに比べ、社会人を中心とした大人に人気を得ている。

『コロニーな生活☆PLUS』利用者の年齢構成比(2009年コロプラ調べ)

 『コロニーな生活☆PLUS』は、GPS機能を利用し、自分の移動距離に応じて獲得できる仮想通貨「プラ」をため、自分の街(コロニー)を発展させていくシミュレーションゲーム。登録は簡単で、携帯電話からURLやバーコードリーダーでサイトにアクセスするだけ。メールアドレスなど個人情報の入力は不要で、位置情報を利用しても自分の居場所を知られることはない。料金は無料。

 ゲームスタート時にもらえる150プラを元手に、農場や木や貯水池をつくると、無人だったコロニーに人が住みはじめ、施設が充実すると、人口が多くなる。人口が多くなるとコロニーの資源(食料・酸素・水分)が減ってくるので、さらに施設を建て、アイテムをユーザー間の市場で購入する必要がある。

 コロニーを発展させるには、プラが必要。通勤・通学の途中や出張、旅行の際に位置登録すると、どんどん「プラ」がたまり、街づくりを進めることができる。ゲーム内ではコロニーがいつも本人と一緒に移動し、今いる場所で近くにいるコロニーと交流できる。

仮想通貨「プラ」をためてコロニーを発展させる

 そのほか、位置登録した場所によって手に入れられるアイテム「ご当地お土産」、不定期に落ちてきてコロニーにダメージを与える「隕石」、その「隕石」を早期発見する「レーダー」、迎撃する「ミサイル」、隕石の軌道をそらせる「避石針」など、さまざまなアイテムがある。

「ご当地お土産」の例

 ヘビーユーザー向けに、日本各地にある提携店舗で、実際に購入した商品の金額に応じてもらえる「コロカ」カードに記載されたシリアルナンバーを入力すると、ゲーム上でそのお店限定のスペシャルアイテムを買う権利を得られるという、バーチャルとリアルが連携したサービスを提供している。12月現在の提携店舗は86店舗。

 「位置ゲーム」という呼称は、この分野のゲームでは草分け的存在のコロプラが提唱し、今では広く使われている。自動車メーカーや地図検索サイトなども参入し、愛好者が急増している。