中小企業向けのコンサルティングや業務アプリケーションの販売を手がけるディー・マネージ(萱沼徹代表取締役)は、エーエスピー・ジャパン(福島元幸代表取締役)が開発する「タイムコンシェル」との連携ソリューション「タイムコンシェル for 販売管理」を発表した。順次、対応する販売管理システムを増やす方針。

 「タイムコンシェル for 販売管理」は、あらかじめシナリオを設定しておくことで、販売管理システム上でさまざまな状況が発生した場合に、自動的に指定アドレスにメールを送信したりGoogleカレンダーに予定を差し込んだりできる“アラートマネジメント”システムだ。「弥生販売」や「商奉行」「蔵奉行」のデータベースに接続して、抽出した必要な項目から社内や顧客に対してアラート通知する。

 “アラートマネジメント”は、エーエスピー・ジャパンが提唱する概念で、人が迷わず的確な行動をするための適切なアラートをコントロールするものを指す。この概念を応用して、利用者が販売管理システムを起動した後の集計、検索というフローを省略。自動的にアラート通知することで人為的なミスや漏れを未然に防止する。

 通知の種類は、定期通知、変更通知、発生通知、警告通知、異常値通知の五つ。具体的には、売り上げ日報・月報をはじめ、マスタ項目の変更・更新、特定製品の受注などとなっている。注文のお礼や新規取引のお礼といった内容を、取引先のメールアドレスに通知することもできる。

 ディー・マネージの萱沼代表取締役は、「当社がアラート通知のシナリオをあらかじめ用意しており、導入コストを抑えている。ユーザーが独自にシナリオを設計したい場合は、『標準版』を利用してもらう。今後は、シナリオを業種別にテンプレート化してオプションにすることを考えている」と説明する。

 初年度に100セット以上の販売を目指す。エーエスピー・ジャパンの福島代表取締役は、「今後、パートナーと連携ソリューションを増やす。顧客関係管理やグループウェアなどを考えている」と語る。(信澤健太)

ディー・マネージの萱沼代表取締役(左)と、エーエスピー・ジャパンの福島代表取締役