セイコーエプソン(碓井稔社長)は、エコソルベントインク「UltraChromeGS2/GSXインク」を搭載したサイン&ディスプレイ業界向けの大判プリンタ「SureColor」シリーズから、「SC-S30650」「SC-S50650」「SC-S70650」の3機種を5月29日から順次発売する。

 「SureColor」は、インクジェット技術を活用して高画質で印刷できる大判のインクジェットプリンタ。新製品は、従来モデル「GS6000」で実現した高画質をさらに進化させ、商業プリンタで必要とされる生産性と信頼性を追求した。

 新開発の「UltraChromeGS2/GSXインク」は、高速印刷時の色ムラを抑え、ラミネートなしで最大3年の屋外耐候性を実現。また、従来比2倍の360dpi高密度ノズルを各色2列(計720ノズル)使用した「高密度MicroPiezoTFヘッド」を搭載するとともに、レーザスポット溶接技術による高剛性のフレーム構造で機体振動を抑制し、インクの着弾精度を向上させることで、高速印刷と高画質を両立している。

 用紙セットの負担を軽減する「用紙ジャッキアップレバー」や、印刷後の乾燥速度を大幅に向上した「大型アフターヒーター」などによって、印刷工程を高速化し、生産性を大幅に向上させた。

 「SC-S30650」は、サインの制作業務に求められる基本性能を集約し、初期導入コストを抑えることができる4色インク搭載のスタンダードモデル。屋外から屋内用途まで、1台で対応できる。発売日は5月29日。

 「SC-S50650」は、4色インクに加えて、電飾やウィンドフィルムなどの用途では必須のホワイトインクの搭載に対応。10月に発売する。一方、「SC-S70650」は、特色ニーズにも対応した高画質を実現する8色インクに加えて、メタリックとホワイトインクの搭載に対応することで、商業印刷に新たな高付加価値を実現する。8月発売の予定。

 税別価格は、「SC-S30650」が178万円、重量メディアユニット搭載の「SC-S30650H」が218万円、「SC-S50650」が298万円、重量メディアユニット搭載の「SC-S50650H」が338万円、「SC-S70650」が248万円、重量メディアユニット搭載の「SC-S70650H」が288万円。セイコーエプソンでは、「SureColor」新製品全体で、今後1年間で500台の販売を予定している。

SC-S30650