丸紅情報システムズ(MSYS、伊吹洋二社長)は、9月29日、グループ会社のMarubeni Software & Technology(Thailand)(MSTT、宮崎康郎社長)を通じて、米ストラタシス(デイビッド・ライスCEO)とタイ国内での3Dプリンタの販売代理店契約を締結したと発表した。

 MSYSは、1992年にストラタシス製3Dプリンタの日本での販売代理店になり、12年と13年には、アジア地区で最もストラタシス製品・サービスの販売に貢献した企業として、トップリセラーの認定を受けている。12年に中国・ASEAN地域への取り組みを開始し、シンガポール・タイ・上海の現地拠点を通じて現地販売代理店と協業し、3Dプリンタ・3Dデジタイザ(スキャナ)を販売してきた。

 代理店契約によって、MSTTは、バンコク市内に3Dプリンタの販売・サポート拠点のManufacturing Solution Asoke Branch Office(Asoke支店)を開設。3Dプリンタ事業の人員を増強し、9月29日に販売、装置導入サービス、導入後の保守サポートを開始した。3Dデジタイザ「ATOS」やCAD/CAMシステム「Tebis」、NCデータ最適化システム「NCBrain」などと組み合わせ、日系自動車メーカーや自動車関連メーカーの製品開発部門、生産・製造現場に向けて、3Dプリンタを販売していく。

 今後は、3Dプリンタによる造形品を受託生産するオンデマンドサービスも提供。Asoke支店には3Dプリンタの実機を設置して、ショールームの機能ももたせる予定だ。MSYSは、タイ国内での3Dプリンタの取扱いで、今後1年間に1億円の売り上げを目指す。