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サイバーステーション オフィス内に設置する手軽なデジタルサイネージ 新しい情報共有のかたちを提案

2015/11/26 19:07

週刊BCN 2015年11月23日vol.1605掲載

 「社内の掲示板システムは情報共有には便利だが、社員が見ないと意味をなさない。それがオフィスの壁に設置されたディスプレイに表示されれば、通りかかったついでに確認できる」と、サイバーステーションの福永泰男社長は語る。

 サイバーステーションが提案するのは“オフィスサイネージ”、つまりデジタルサイネージの社内版である。製品名は「デジサインStickサイネージ」。社員向けのお知らせや会社情報などをディスプレイに表示することで、社内の情報共有を推進する役割を担う。

 オフィスサイネージで使用するのは、ディスプレイとインテルのスティック型PC「Intel Compute Stick」のみ。一般的なデジタルサイネージで使われるような専用機ではないため、コストを抑えることができる。

 「デジタルサイネージでは連続再生が一般的なため、システムが簡単にフリーズするようでは使い物にならない。多くの場合、連続再生に耐え得る専用機が使われている。一方、オフィスで使用する場合、シビアな耐久性は求められない」(福永社長)ことから、安価で導入しやすいスティック型PCを採用した。場所を取らないため、壁などにも設置しやすい。接続先はHDMI接続に対応していればよく、PC用のディスプレイのほか、テレビでも使用できる。

スティック型PC「Intel Compute Stick」を活用すれば、使っていないディスプレイやテレビでデジタルサイネージを手軽に実現できる

 サイバーステーションは、これまでも「デジサインSTBシリーズ」という専用機によるオフィスサイネージを提供してきている。「あるスーパーで店員向けにオフィスサイネージを導入して、各店舗の売上情報を表示したところ、店員が自主的に成績上位の店舗に販売方法を聞きに行くといった事例もある」と福永社長。スーパーや工場では、PCが一人1台体制になっていないという点でも、オフィスサイネージが情報共有の手段として歓迎されているという。

 デジサインStickサイネージは、価格に加え、サービスとしても手軽に導入できるようになっている。オフィスですぐに使えるサイネージ用テンプレートは、400種類を超える。オフラインでも利用可能だが、基本はSaaSとして提供するため、常に最新の機能を利用できる。

 デジサインStickサイネージは、パートナーのSIer経由で販売していく。すでに約150社のSIerがパートナーとなっているが、さらに増やしていく考えだ。

 「工場の生産システムなど、基幹システムと接続することもできる。SI案件の新しい商材として活用してほしい」と福永社長。来年2月の販売開始を予定している。(畔上文昭)

サイバーステーション 福永泰男 代表取締役社長
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外部リンク

サイバーステーション=http://www.cyberstation.co.jp/