中科創達軟件(Thundersoft)とクアルコムは、重慶にIoT(Internet of Things)分野の合弁会社「重慶創通聯達智能技術」を設立する。合弁会社の資本金は1873万9200元で、出資比率は中科創達軟件が81.97%、クアルコムが18.03%。クアルコムは、今年1月14日に貴州省貴安新区に設立した投資会社、高通(貴州)投資を通じて出資する。

 設立後は、中科創達軟件のスマートデバイス向けOSと、クアルコムのSnapdragonプロセッサなどの技術やノウハウを組み合わせ、IoT機器向けのモジュールやソフトウェアを開発・提供する。とくに、ドローン、IPカメラ、AR(拡張現実)などの次世代メディアを注力分野とする。

 前瞻産業研究院によると、2015年の中国IoT全体市場規模は前年比約30%増の7500億元で、18年には1兆5000億元規模に拡大の見込み。中科創達軟件とクアルコムは、合弁会社を通じて中国のIoT市場開拓を加速させる。(真鍋武)