日立システムズ(北野昌宏社長)は、クラウド環境での仮想マシン作成などの運用業務の自動化や構成情報の可視化により、運用負荷を軽減する「クラウド基盤運用自動化サービス」を4月12日に発売した。

 クラウド基盤運用自動化サービスは、これまで蓄積してきたクラウド基盤の構築・運用ノウハウをもとに、クラウド基盤の運用作業を自動化することで、運用業務での担当者の負担を軽減するサービス。具体的には、VMware vSphereで構築されたプライベートクラウドを対象とした「運用アセスメント」と「運用自動化システム for VMware vSphere」、クラウドサービスのアマゾンウェブサービス(AWS)を対象とした「運用自動化システム for AWS」と「運用自動化システム(SaaS)for AWS」の四つのサービスを提供する。

 運用アセスメントは、従来は2週間程度必要であった運用自動化システム導入による運用改善効果の評価レポートを、独自の可視化ソフトウェアを用いて最短4日間で提示する。また、三つの運用自動化システムは、仮想マシンの作成などクラウド基盤の運用業務を自動化する。さらに、従来は手作業で管理することが一般的なクラウド基盤の構成情報をグラフィカルに表示できる機能も提供し、構成情報の管理も効率化する。同サービスを活用することで、運用業務の迅速化や負担軽減に加え、属人化、人為的ミスの防止を実現する。

 今後、日立システムズでは、Microsoft Azureなどの複数のクラウド基盤への適用や機能のさらなる拡充を図るとともに、クラウドサービス事業者や企業内情報システム部門向けに拡販し、18年度末までに累計30億円の販売を目指す。