D2C(宝珠山卓志社長)は6月14日、デジタルマーケティングの広告賞「コードアワード 2016」の最終審査を行い、ファイナリスト29作品のなかから、受賞12作品を決定したと発表した。

 コードアワード 2016は、15年4月1日から今年3月31日の期間、各種デジタルを活用したマーケティングコミュニケーションの事例を対象とし、国内外の合計139件の作品のなかから選定するもの。作品の選考にあたっては、クリエイティブ、テクノロジー、マーケティングなど国内外のスペシャリスト計9名により厳正な審査を行った。

 とくに今年は、アワードのさらなるレベルアップを目指し、海外から審査員を招くなど国際化を推進。この結果、応募総数は過去最大の139作品となり、初めて中国やタイなど国外からの応募もあったという。多くの応募作品のなかから、世界に通用する「日本を代表する作品」を選考する審査は、難航を極め、最終的には、グランプリの選出は見送りとなったが、厳しい審査を勝ち抜いた「日本を代表する」12作品が決定した。

 受賞した作品は以下の通り。ベスト・イノベーション賞「G・U・M PLAY」(サンスター)、ベスト・クラフト賞「GREEN NAME」(KIRIN)、ベスト・イフェクティブ賞「GIGA Selfie」(オーストラリア政府観光局)、ベスト・ユース・オブ・メディア賞「Native Mobile Music Video」(キングレコード)、審査員特別賞「INTELLIGENT PARKING CHAIR」(日産自動車)、グッド・イノベーション賞「mineo フリータンク」、グッド・クラフト賞「Deja vu | KAMRA」(インビジブル・デザインズ・ラボ)、グッド・イフェクティブ賞「INTELLIGENT PARKING CHAIR」(日産自動車)、「INTELLIGENT PARKIG ASSIST」(TBWA HAKUHODO)、グッド・ユース・オブ・メディア賞「くばら あごだしチャレンジ」(久原本家グループ本社)、「Family Reminder」(江崎グリコ)、グッド・ユース・オブ・データ賞「長崎新聞配達ルート データMAP化プロジェクト『The Way』」(長崎新聞社)、「YASKAWA BUSHIDO PROJECT」(安川電機)、「エゴサーチ採用」(面白法人カヤック)。

 今回の特徴としては、今年から新設した「ベスト・ユース・オブ・メディア」に選ばれた「Native Mobile Music Video」など、スマートフォンというデバイスならではの視聴体験を意識して、工夫を凝らした作品が多かったことを挙げている。また、「ベスト・イノベーション」を受賞した、スマートフォンと連動する歯ブラシ「G・U・M PLAY」をはじめ、「審査員特別賞」を受賞した車の自動パーキング技術を搭載し、手を叩くと散らかった状態から、本来の位置に自動的に戻るオフィスチェア「INTELLIGENT PARKING CHAIR」といった、IoT化が組み込まれた作品が多く出てきたことも特徴的だった。

 なお、7月27日にD2Cホールで開催する「コードアワード 2016 贈賞式」では、受賞作品の贈賞や、一般投票により選ばれた「パブリックベスト賞」の発表を予定している。