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全国設備業IT推進会 一般社団法人として新たなスタート 設備業界のIT化を一層強力に支援
2016/10/12 19:15
週刊BCN 2016年10月03日vol.1647掲載
同会は、管工事業、電気工事業企業のIT活用促進を目的に、2005年に発足した。設備業企業側は、各市町村の管工事組合単位で「会員組合」として加入するかたちになっている一方、ITベンダーは「パートナー企業」として参加する。現在、会員組合数は1217組合、所属企業は4万8969社、パートナー企業は59社だ。パートナー企業のなかでも、同会立ち上げの中心的な役割を果たしたシステムズナカシマのほか、富士通システムズ・ウエスト、石田データサービス、オービックビジネスコンサルタント、アクアソフトの5社は、「推進コアパートナー」として運営を主導している。 システムズナカシマ、石田データサービス、アクアソフトの各社トップは、一般社団法人の設立発起人も務めている。また、IT関連では、日本マイクロソフト、高度情報通信推進協議会、コンピュータソフトウェア協会が後援企業・団体に名を連ねている。
活動内容としては、会員組合所属企業向けに、無料セミナーや専用サイト「設備経革広場」、メールマガジンなどでの情報提供を行うほか、パートナー企業が扱うIT製品を、有料会員向けに特別価格で販売する仕組みも整備している。また、有料会員(1企業3万6000円/年)向けのサービスとして、設備工務店向けのホームページ作成サービス、PDF図面のCAD変換サービス、補助金・助成金情報の提供などを行う。有料会員向けサービスの充実を重点施策の一つと位置づけており、新サービスとして、データストレージの提供や認定ITコーディネータによるセミナー、コンサルティングサービスなどの提供を検討していることを明らかにした。
代表理事
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