エス・アンド・アイ(藤田和夫社長)は10月28日、ビッグデータの探索・分析・可視化を行うソフトウェア「IBM Watson Explorer Advanced Edition(WEX)」を、分析対象とするデータ量に応じて10GB単位から月額提供するサービスを開始すると発表した。

 WEXは、日本IBM(ポール与那嶺社長)が提供する「IBM Watson」製品群のひとつで、大量のテキストデータ(文書、メール、SNSのテキスト、コール・センターログなど)を高速に収集・検索する機能と、言語の意味を理解して分析、視覚化することで新たな知見を発見するテキストマイニング機能を統合したパッケージツール。顧客サービスの傾向やパターン、相関関係などを新たに見つけ出せるため、顧客からのさまざまな質問に対して、過去の問い合わせ内容をはじめとする構造化・非構造化データの分析に基づき、適切な情報を導き出すことができる。

 また、WEXは、コグニティブ・コンピューティングで重要な「知識ベース」の作成ツールとしても活用できる。定常的な問い合わせから、季節やトレンド、商品などによって、コンタクトセンターに寄せられる顧客の声は日々変わり続けるが、学習し続けることで、常に最適な情報提供が可能となるとしている。

 今回、必要なデータ量に応じて契約できる月額サービスを提供することで、企業はさまざまな用途や期間に応じて、柔軟にWEXを活用できるようになる。