週刊BCNとシスコシステムズは11月18日、「チームコラボレーションで実現するフルスピード経営 ~距離と場所の制限をなくす~」と題し、広島県内でSIerやリセラーの経営者を対象に広島市中区のカフェ「アールカフェ キッチネッテ」でセミナーを開催。ワークスタイル変革をテーマにした講演や、シスコシステムズのビデオ会議ソリューションの紹介などを行った。

 冒頭、主催者講演として週刊BCN編集長の畔上が登壇。「ワークスタイル変革を支えるITソリューションの動向」と題し、IoTで変わる働き方や、ビデオ会議ソリューションの動向などを紹介した。
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建築家・谷尻誠氏の設計のカフェ「アールカフェ キッチネッテ」がセミナー会場

 次に主催者挨拶として、シスコシステムズの高橋慎介・専務執行役員が東京・六本木のオフィスからビデオ会議ソリューションを活用して挨拶。シスコシステムズの取り組みと優位性などについて説明した。「当社は、ルータやスイッチ、無線LANで知られているが、IAサーバーやビデオ会議などにも取り組んでいる。ネットワークを基軸にどう最適化するかを重視してのラインアップである。また、当社の売り上げの85%は間接販売。パートナー戦略を重視している」(高橋取締役)とし、ハイエンドの製品だけでなく、扱いやすいローエンド製品も提供していることを強調した。

 参加者の前には、大モニタを2つ搭載する「Cisco TelePresence MX700」を設置。語りかけた高橋取締役を自動でフォーカスする機能などを見た参加者からは、さっそく利用方法や価格などの質問が飛んだ。最後に高橋取締役は、「全産業に向けてネットワーク関連製品やサーバー、セキュリティなど、さまざまなソリューションを提供している。ぜひ、いろいろな面で協力させていただきたい」と参加者に語りかけた。
 
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東京・六本木のオフィスから挨拶するシスコシステムズの高橋慎介・専務執行役員

 次にシスコシステムズセッションとして、シスコシステムズの石黒圭祐・コラボレーションアーキテクチャ事業コラボレーション営業部部長が、同社のビデオ会議ソリューションについてデモンストレーションを交えながら紹介した。「ビデオ会議システムのベンダーはたくさんあるが、当社はハードをもっている。なかでも、最も売れているのは、モニタとカメラ、スピーカーが一体となっているモデル」として、「Cisco TelePresence MX700」を紹介した。

 ビデオ会議ソリューションの開発コンセプトについて、石黒部長は「ここ数年でスマートフォンが働き方を変えた。スマートフォンは、マニュアルがなくても問題なく使われている。ビデオ会議も、スマートフォンと同様に扱いやすくなければならない」と説明。そこで「簡単に使える」「クラウドにつながる」「相互接続性」の3つを開発にあたってのポイントとしたという。「シスコ製品同士しかつながらないというようなことはやめた。むしろ、シスコ製品がハブとなり、さまざまなコラボレーションツールを接続可能にすることを目指した」(石黒部長)。画面を3回タッチするだけで、ビデオ会議を開始できる手軽さなどを、デモンストレーションを交えながら紹介した。
 
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シスコシステムズの石黒圭祐・営業部部長

 Q&Aセッションでは、映像がスムーズな理由、海外での利用といった質問が尽きず、大いに盛り上がった。ちなみに、映像がスムーズな理由は専用のチップをシスコシステムズで開発しているため。専用機のアドバンテージは、そこにあるという。セッション終了後の懇親会も、終了時間ぎりぎりまで情報交換が行われた。ワークスタイル変革やスピード経営、コラボレーションなどが注目されるなか、そのソリューションの一つとしてビデオ会議に対する関心が高いことが参加者から伝わってきた。