日立ソリューションズ(柴原節男社長)は12月14日、オリンパス(笹宏行社長)に「安全保障貿易管理トータルソリューション」を導入し、5月にシステムが稼働したと発表した。

 安全保障貿易管理トータルソリューションは、SAPのERPとシステムを連携し、顧客審査、該否判定、取引審査について、引き合いから出荷までの一連のプロセスの中でワークフロー化し、処理・承認を電子化するもの。

 オリンパスでは、システムの導入とともに組織・業務改革を遂行し、人手による作業・承認の電子化や業務の重複の解消、審査ルートを最適化したことで、審査時間を約4分の1に短縮した。また、業務の効率向上や精度向上によって、業務の標準化にもつなげているほか、プロセスの可視化で迅速な意思決定やリスク対応、コンプライアンス強化を図った。

 日立ソリューションズは、製造業や商社などで培った輸出管理業務のノウハウを生かして改革を支援、効率的で利便性の高いシステムを実現した。今後、海外グループ企業への適用を支援していく予定。