ネットワールド(森田晶一社長)は1月19日、ワコールグループのピーチ・ジョン(上野顕之社長)が実施した情報系仮想化基盤の再構築プロジェクトで、ネットワールドが扱うハイパーコンバージド・インフラストラクチャ「Dell EMC VxRail」が採用され、本格稼働を開始したと発表した。

 ピーチ・ジョンは、従来の情報系システムであるストレージ、ハイパーバイザ、ネットワークなどのコンポーネントを、2Uのアプライスンスに統合したDell EMC VxRailに移行。これによって占有スペースや放熱などの問題を解決し、専用の管理ツールで運用を効率化した。さらに、サーバー内蔵ディスクのプール化とSSDのキャッシュ利用を可能にする「VMware Virtual SAN」により、システムのI/O性能が従来の3倍以上に向上し、インフラ性能を大幅に改善した。

 新しいシステムは、2016年8月から段階的に本格稼働を開始。個別の製品を組み合わせてシステムを構築する場合、不具合発生時の原因切り分けなどに手間がかかりがちだが、Dell EMC VxRailは事前の検証作業などが不要で、導入作業も非常にスムーズに進んだという。旧仮想化基盤からの移行も、既存ストレージを接続してそのままコピーすることで、実質2-3日程度で完了した。また、新たに導入したCiscoスイッチの設定では、ネットワールドの技術支援が高く評価された。

 なお、システムの導入、構築はネットワールドのパートナーである兼松エレクトロニクスが担当した。ピーチ・ジョンでは、ビジネスの成長に伴う新しい要求に、Dell EMC VxRailを対応させていく予定で、ネットワールドは兼松エレクトロニクスと協力して、今後も的確な情報提供や技術支援に力を注いでいく。