インテル(江田麻季子社長)は8月29日、今年4月に発表した「家庭向け宅内IoTプラットフォームでの実証実験を開始」の内容に基づき、関西電力、サービス事業社と協力し、関西圏の100世帯を対象に家庭向け宅内IoTプラットフォームを通じた各種実証サービスを9月22日から来年3月30日まで提供すると発表した。

 今回の実証サービスでは、家庭内のさまざまなデバイスやセンサから収集したデータをもとに、パーソナライズしたモバイルヘルスケア、教育サービス、睡眠環境サービスなどを提供する予定。各サービスは、The Open Connectivity Foundation(OCF)のIoT標準規格に準拠するオープンなIoTデバイス間の接続環境のもと、個人情報データの優れた保護と秘匿性の確保を可能にする宅内IoTプラットフォームを通じて提供する。

 サービス提供にあたっては、関西電力「はぴeみる電」会員から実証に参加する100世帯を募集。実証に参加する世帯にインテルAtomプロセッサ搭載のホームゲートウェイと、インテルQuarkプロセッサ搭載の環境センサを提供する。また、実証参加企業から、体組成計などを提供する。

 インテルが提供する環境センサには、温度、湿度、照度、CO2、感震センサなどが内蔵されており、室内環境をリアルタイムに把握・分析することで、家庭での生活状況やニーズに合わせたタイムリーなサービスを提供する。ホームゲートウェイは、環境センサだけでなく、他社製のセンサやIoT機器にも接続可能で、ECHONET Liteもプラグインとしてサポートしているため、将来にわたるサービス拡張で機器や家電を追加した場合にも対応できる。

 なお、実証サービスの提供会社と協力会社は、FiNC(モバイルヘルスケア・サービス)、エアウィーヴ(睡眠サポート)、アニモ(音声音響分析技術)、アップ(総合教育サービス)の予定。