アズジェント(杉本隆洋社長)は9月13日、ディープインスティンクト(本社・イスラエル)と販売契約を結び、同社の次世代エンドポイントマルウェア対策製品「Deep Instinct」の取り扱いを開始すると発表した。

 Deep Instinctは、セキュリティで世界初、ニューラルネットワークを用いたディープラーニングにより、被害が発生する前に脅威を検知、防御するNGEPP(次世代エンドポイントプロテクション)製品。何百万ものマルウェアをディープラーニングによって繰り返し学習しているため、既知・未知にかかわらずマルウェアがエンドポイントで実行される前にリアルタイムで検知し、ブロックする。Windows Defenderをはじめとする主要なアンチウイルス製品と協調稼働することで、高い検知率を実現できる。

 また、Deep Instinctの管理モジュールを使った単独利用に加えて、マイクロソフトのクラウドプラットフォームMicrosoft Azureの管理ソリューション「Operations Management Suite(OMS)」とDeep Instinctの管理モジュールが連携することで、各エンドポイント上のDeep Instinctと他のMicrosoft Azure上のセキュリティや運用のログを収集、一元管理することができる。

 慶應義塾大学で実施した日本でのリリース前バージョンの検証テストでは、既知のマルウェア検体に対し平均98.7%以上、ランサムウェアでは99.2%の検知率という結果を得た。また、同大学で作成した未知に相当するマルウェア検体に対しては、平均80%の検知率を得ている。

 製品は、リサーチラボの「D-Brain」と管理モジュールの「D-Appliance」、クライアントエージェントの「D-Client」から構成される。税別価格は、1端末あたり年額8500円(100端末の場合)から。同社では、D-Clientを日本語化したDeep Instinct(Microsoft Azure 対応版含)を11月に発売し、初年度7億円の販売を目指す。