ユニリタ(北野裕行代表取締役)とアイネット(梶本繁昌社長)は11月6日、ユニリタが開発したクラウドサービス向けセキュリティソリューションを、アイネットのクラウドプラットフォーム「Next Generation Easy Cloud(NGEC)」上でマネージドサービスとして提供すると発表した。

 ユニリタのクラウド向けセキュリティソリューションは、業界標準のSAMLフェデレーションをサポートしており、グループウェア、Office365、G Suite、Salesforce.comなどとのシングル・サイン・オンを可能にしている。また、社員が入社した時にIDを各システム用に配布したり、退職した際には各システムから一括削除したりするID管理の仕組みも提供し、利便性の向上とシステム管理者のID・パスワードのメンテナンス作業の軽減、各種システムごとのアクセス管理の一元化を実現する。

 一方、NGECは、アイネットが提供する企業向けクラウドサービス「Dream Cloud」の中核となるプラットフォーム。ヴイエムウェアのSDDC(Software-Defined Data Center)アーキテクチャを採用し、パブリッククラウドや企業内クラウド(オンプレミス)などの複数クラウドやマルチデータセンターに対応する技術により、高い可用性、システム移行や運用管理コスト削減の大幅な向上、データセンター間でのITリソースのモビリティ機能の向上を実現する。

 今回、NGECが提供するマネジードクラウドサービスの高いセキュリティに、ユニリタのクラウド向けセキュリティソリューションが加わることで、社員、顧客、パートナーといったあらゆる利用者が、どんなデバイスからでもクラウドサービスや企業内アプリケーションにセキュアなアクセスが可能となる。このサービス連携により、エンタープライズセキュリティの変革を促し、強固なITガバナンスを実現。働き方改革を推進する企業に向けて、システム上なくてはならないフルスタックなセキュリティをサポートする。

 なお、ユニリタのセキュリティソリューションは自治体でも実績があることから、アイネットとユニリタは、共同で自治体のセキュリティ対策を構築から運用までをカバーし、提案していく計画。価格は月額20万円から(サーバー、システム運用含み)。初年度は、10の企業と自治体への販売を目指す。