ユニリタ(北野裕行代表取締役)と無限(青田秀男社長)は11月6日、産業界のデジタル変革への取り組みにより盛り上がりをみせる事業変革ニーズに応えるため、相互の技術力、開発力を生かした顧客へのソリューション提供力を強化することを目的に業務提携を行うと発表した。

 ユニリタは、企業の基幹業務の自動化と企業内外にあるさまざまなデータの事業活用のためのミドルウェア領域のパッケージソフトウェアとクラウドサービスを開発し、導入や運用改善のためのコンサルテーションとともに提供している。一方、無限は、システムインテグレーション力を生かし、企業のITシステムの開発を多数手がけるだけでなく、バックオフィス業務でいまだ人手による作業が残る経費精算や申請業務に対して、効率化を実現する「らくらくBOSS」シリーズのパッケージを提供している。

 今回の業務提携では、ユニリタの製品、ソリューションが貢献可能な市場に向けて、無限のシステム開発力を生かし、顧客の導入ニーズに対してより広範に迅速に応えていく。これによりユニリタと無限は、IT部門、事業部門の業務課題に対して、導入コンサルテーションから製品・ソリューション開発、システム構築、運用サービス、改善コンサルテーションまでをワンストップで提供することが可能となる。

 また、両社の技術力、業務ノウハウへの知見を合わせることにより、IT部門、事業部門に限らず、業務支援部門の変革ニーズに応える新たなサービスソリューションを開発していく。これにより製品単独、単一なサービスでは実現できない、顧客課題をより直接的に解決するソリューションを提供できるようになる。

 なお、今回の業務提携が2018年3月期業績にもたらす効果は軽微としている。今回の提携は、事業効率化と事業転換という2つの変革課題に対し、効果的なソリューションの提供を実現していくもので、中長期的に両社業績の向上に寄与するとみている。