長谷川康一
CEO
基調講演に登壇した長谷川CEOはまず、自身がUiPathに参画した経緯から説明し始めた。「前職でCIOを金融機関で15年くらい務めたが、当時ジレンマを感じていたのは、しっかりしたシステムをつくってもエンドユーザーの業務はなかなか自動化できず、彼らにとって利便性のあるシステムがなかなかつくれないということだった。2016年夏にUiPathのRPAツールを見たときに、このテクノロジーがその課題を解決し、世の中を変えると感じた」という。前職でユーザーとして採用する手もあったが、「どうしてもこのテクノロジーを日本に広めて、日本の生産性を高める仕事をしたいと思った」と当時の心境を吐露した。