横浜美術館(逢坂恵理子館長)とNTTテクノクロス(串間和彦社長)、NTT東日本神奈川事業部(中西裕信事業部長)、アクアビットスパイラルズ(萩原智啓代表取締役CEO)は8月5日、横浜美術館で開催中の「横浜美術館コレクション展」で、美術作品にスマートフォンのカメラをかざすことで作品に関する情報を表示するサービスの実証実験を実施すると発表した。

実証実験のイメージ

 実証実験では、横浜美術館の来館者に、作品鑑賞をより気軽に楽しんでもらうことを目的として、画像認識AIサービス「かざして案内 for Biz」を活用し、来館者自身のスマートフォンを展示作品にかざすことで作品に関する情報を画面に表示する。これにより、来館者は作品名や制作年などの作品情報を手元で知ることが可能になり、美術館にとっては鑑賞シーンの多様化による来館者の満足度向上を図ることができる。実証実験の期間は、8月5日から9月1日まで、横浜美術館 展示室2で実施する。

 この実証実験によって、美術館などミュージアム系施設での同サービスの有用性と、来館者が同サービスを利用する際の操作性を検証する。各社の役割は、横浜美術館では、実証実験での展示の運営と作品情報(コンテンツ)を提供する。NTTテクノクロスでは、同サービスの提供とサービスの利用状況把握を行う。NTT東日本では、同サービスを円滑に利用するため、横浜美術館で構築済みの「ギガらくWi-Fi」による通信環境の運用をサポートする。アクアビットスパイラルズでは、同サービスにアクセスするための「スマートプレート」を提供する。

 今後、NTTグループでは、実証実験を通じて得られた知見をもとに、画像認識AIサービスの普及拡大を進めるとともに、美術館・博物館でのICT活用を支援することで、施設のさらなる魅力向上を支援していく考え。