ベンチャー企業のスワローインキュベート(大野寿和代表取締役)は、パナソニックの虹彩認証技術とAIを組み合わせた虹彩認証の実証実験パッケージの提供を9月18日に開始した。


 虹彩認証は、人間の瞳にある虹彩を用いて本人認証を行う生体認証(バイオメトリクス)技術の一つ。顔認証や指紋認証などさまざまな生体認証があるなかで、理論上最も高精度であるとされており、国内でも実用化が期待されている。

 虹彩認証は非接触で認証できるため、指紋認証などのように接触する認証と比べて衛生的だ。虹彩は指紋や顔のように経年変化がなく、高い精度を保つことができる。このほか、虹彩模様は遺伝による影響をほとんど受けず、同じDNAを持っている一卵性双生児であっても異なるため、顔認証が苦手とする「双子(一卵性双生児)」の識別もできる。
 
虹彩認証×AIの仕組み

 今回、虹彩認証エンジンとAIを組み合わせることで、初めに登録する「虹彩情報」を教師データとし、虹彩認証を実行するたびに学習し、認証精度を高めることができる。

 実証実験パッケージには、ハードウェア、ソフトウェア、そしてサポートをセットにしており、虹彩認証の実証実験をすぐに始めることができる。また、先着5社限定で割引価格で提供するキャンペーンを実施する。