インターコム(高橋啓介会長兼社長CEO)は3月2日、情報漏えい対策+IT資産管理クラウドサービス「MaLionCloud」を、ヒューマンテクノロジーズ(恵志章夫代表取締役)のクラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」と新たに連携したと発表した。現在提供中のMaLionCloud最新版(Ver.6.1)から対応する。

「KING OF TIME」との連携による「MaLionCloud」労務管理支援機能の概要図

 今回の連携により、両クラウドサービスを活用するユーザー企業は、打刻データを基にした勤怠管理、労働状況・残業状況の可視化、該当従業者への残業警告・PC強制終了など、36協定と働き方改革関連法を遵守した労務管理体制の実現に生かすことができる。

 具体的には、KING OF TIMEが管理する打刻データをMaLionCloudに集約し、MaLionCloudが管理するPC稼動データと合わせて従業者PC別に稼働状況をグラフレポートとして出力する。これにより、退勤処理後にサービス残業を行っている従業者がいないか、また休憩時間帯に働いている従業者や就業時間内であるにもかかわらず長時間にわたり働いていない従業者がいないかなどを確認できる。

 従業者PCに対して、残業警告の表示や強制終了により残業を制御できる。まず、36協定と働き方改革関連法に対応した内容をKING OF TIME上に設定することで、設定に応じた警告が適宜実行され、管理者が長時間労働者の存在を把握する。次に、MaLionCloud上で該当の従業者PCに対する警告表示の設定を行う。さらに、終業時刻を経過してもなお稼動している従業者PCに対し、強制終了を実行できる。残業管理体制のシステム化により、長時間労働の是正を徹底できる。

 MaLionCloudが従業者PCから収集した“OSログオン監視ログ”を基に、AIによるログの多次元分析を行い、積み上げグラフなどの統計図表としてレポート出力する。AIレポート上では、異常の度合いが高い順に従業者PCのログがリスト抽出され、統計グラフと“100”を最良とする総合スコアで分析結果を表示する。各従業者PCのログオン/ログオフ状況をAIで分析することにより、従来のレポート機能と異なり、管理者があらかじめ想定していなかった収集ログの傾向を含め、過度な時間外労働の傾向などを網羅的に把握できる。

 MaLionCloud Ver.6.1の参考価格は、月額2万円(従業者PC20台の場合)から。