モバイル端末管理(MDM)ソリューション「CLOMO MDM」を提供するアイキューブドシステムズ(佐々木勉社長)が、関西地方での事業を強化している。関西における販売・サポート体制を拡充するため、3月に大阪オフィスを新設した。

林 正寿 取締役

 同社は約9年の間、MDM市場において大きなシェアを持つ。現在、全体のライセンス数のうち15%ほどが関西のユーザーだが、営業本部長 directorを務める林正寿・取締役は「関西のマーケット規模を考えると約15%という数字はそれほど大きくない」と語り、十分な伸びしろがあるとみる。

 関西ではフィーチャーフォンを使用している企業が多く、最近では働き方改革関連法への対応を目的とした、スマートフォンへの移行とMDMをセットにした提案が受け入れられやすいという。各通信キャリアとともに新規顧客獲得を目指す。大阪オフィスはパートナー営業の機能も持ち、地場のSIerなどを新たに開拓し、パートナーが持つアプリケーションなどと組み合わせた提案を進めていきたい考えだ。

 また、サポート体制の不足のため関西のユーザーはMDMの活用が継続せず解約に至るケースがあったが、今後はユーザー会やセミナーなどを積極的に開催していくことでMDMの定着を促進していく方針だ。

 大阪の新拠点は3月2日よりすでに稼働しており、今後現地での採用も含めて人員を拡大していく。(銭 君毅)