モバイル管理プラットフォーム「CLOMO」を提供するアイキューブドシステムズ(佐々木勉社長)は10月25日、自社イベント「CLOMO ユーザーミーティング」を開催し、CLOMOのユーザーに向けて今後の開発ロードマップや効果的なユースケースなどを説明した。

アイキューブドシステムズ 製品開発運用本部
原口琢磨氏

 長年MDM市場においてトップクラスのシェアを獲得してきた同社は「国内外のトレンドとユーザーの声を基に機能を追加・強化してきた」(製品開発運用本部製品開発部・原口琢磨氏)という。2019年は「Windows 10」のOSアップデート制御やAndroid端末のシングルユース、「iPadOS」に対応したほか、アカマイのWAFとマイクロソフトの「Azure Kubernetes Service」を導入し基盤を強化している。今後については管理者操作・コマンド予約機能の追加、キッティングのさらなる簡略化、APIの公開などを進めており、原口氏は「ユーザーにとって安心、簡単、便利なサービスにしていく」と話した。
 
ネッツトヨタ福岡 営業推進部
常住泰祐氏

 また、イベントではCLOMOを効果的に導入しているユーザーとしてネッツトヨタ福岡が紹介された。同社ではCLOMOのMDMのほか、プラットフォームに付随する顧客データ管理アプリの「SecuredContacts」を活用している。登壇したネッツトヨタ福岡営業推進部IT・通信・デジタル企画課の常住泰祐氏は同機能について「顧客データは、営業ごとが持っている量にばらつきがある上、スタッフによって公開したい範囲が異なっていた。SecuredContactsは、IT担当者がCSVデータをアップロードするだけで個人単位の閲覧権限に沿って情報が更新してくれる」という。「情報をアップロードする仕組みについても、ITに明るい社員がExcelで作れる」(常住氏)ほどだと説明。「基幹システムの顧客情報をもっと生かしたいときにおすすめ」としてCLOMOの導入がガバナンスの強化だけでなくデータ活用にもつながることを強調した。(銭 君毅)