トプコンは9月4日、同社従来機に比べて、より素早く高精度な3D点群データ計測を可能とした3Dレーザースキャナ「GLS-2200シリーズ」を発売したと発表した。

3Dレーザースキャナー「GLS-2200シリーズ」

 GLS-2200シリーズは、複数の場所から計測したデータを結合するレジストレーション作業のために、トータルステーションでなじみのある後方交会法プログラムを追加した。計測と同時にレジストレーション作業が行われるため、点群処理ソフトウェアでの作業時間を大幅に短縮できる。また、現場で器械点設置の良否判断が可能となるため再計測の回避にもつながる。

 器械点設置の際、200mという長距離でターゲットスキャンが行えるようになった。ターゲット設置の回数を最小限に抑えることができ、また360°プリズムを利用することで、器械点移動ごとにターゲットの向きを変更する必要がないため、計測作業の時間を大幅に短縮できる。

 明暗の差が激しい測定対象の場合、従来は3D点群データに色付けをすると暗い部分の黒つぶれや、明るい部分の白飛びがあった。GLS-2200シリーズでは、HDR撮影が可能となったため黒つぶれや白飛びが解消でき、晴天時で影のあるコンクリート構造物でも、自然でリアルな色が載った3D点群データを生成できるようになった。

 さらに、面精度を従来の2mmから1mmへと大幅に向上した。i-ConstructionのICT舗装工時の出来形計測へ対応するほか、建築での床面の平坦性検査などに高精度な計測を活用できる。

 価格は、GLS-2200Lが1430万円、GLS-2200Mが1210万円、GLS-2200Sが880万円。