アイティフォーは12月15日、オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」を提供するMFSが、同社の個人信用情報照会システム「MICS 2.0」を採用し、21年1月から本格稼働すると発表した。


 MFSは、15年からオンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」を提供している。モゲチェックは、一度の申し込みで、全国の金融機関が提供する住宅ローンのなかから、顧客が借りられる最も低い金利のローンを案内するサービスとなっている。

 住宅ローンの申し込みには事前審査が必要だが、MFSでは日本信用情報機構(JICC)への信用情報照会業務を手作業で実施していたことから、住宅ローン事前審査に時間を要していた。そこで同社は、作業負担軽減と審査スピード向上を図るため照会業務の自動化を検討。その結果、アイティフォーの金融機関での採用実績などを評価し、MICS 2.0の導入を決定した。

 今回MFSは、同社の審査システムとJICCを、MICS 2.0でシステム連携する。審査システム上では、ユーザーがモゲチェックから登録した情報と、MICS 2.0経由でJICCから自動で取得した照会情報を元に審査を実施。ほぼリアルタイムでユーザー側に結果を返す。これにより、モゲチェック・審査システム・JICCの一連のシステムが連携されることになり、照会作業や照会情報入力作業などの手作業が不要となる。

 MFSではこれまで事前審査の結果に、当日から翌営業日になるなど回答に時間を要していたが、今回のMICS 2.0導入により、ほぼリアルタイムでモゲチェック画面に表示することが可能となり、ユーザビリティ向上による顧客数の増加が期待できる。また、手作業が不要になることで、社内の業務効率化が実現する。さらに、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響で非対面サービスが注目されるなか、モゲチェック利用ユーザーの増加にも要員を補充することなく対応できる。

 MFSは今後、提携金融機関と取扱ローン数を拡大していくことで、ユーザーの利便性をさらに高めていく。アイティフォーは、引き続き同社の金融機関向けソリューションを提案することで、MFSの業務改革を支援していく考え。