ユミルリンクは2月3日、メール配信システム「Cuenote FC」(キューノートFC)で、フリークエンシー機能の提供を始めた。メッセージ配信の頻度を適切に保ち、顧客との関係維持につなげられる点が特徴だ。

渡邉弘一 ゼネラルマネージャー

 フリークエンシー機能は、画面上で「期間」や「通数」を指定するだけで、同一顧客(メールアドレス)へのメッセージ送信数を制御できる。メッセージ送信数の過多に伴うオプトアウト(購読解除)や退会を低減できる。Cuenote FC クラウドサービス(ASP・SaaS)の標準機能として提供する。

 顧客の要望を受けて新機能を追加した。新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、デジタルを活用した顧客とのコミュニケーションを希望する動きが広がったことも開発を後押ししたという。

 同社は、中堅以上の企業を主なターゲットにCuenote FCを提供。昨年12月時点で1800契約を達成しており、今年は2000契約以上を目標に掲げている。クラウドサービスに加え、オンプレミス型(ライセンス)も用意している。販売チャネルは直販が約7割、残り約3割が代理店経由。渡邉弘一・取締役マーケティング本部ゼネラルマネージャーは「直販の割合が大きいが、戦略としては代理店経由の販売を伸ばすことも考えている。代理店の数を増やす取り組みを進めたり、代理店ごとにセミナーや説明会を開催したりしている」と話した。

 さらに「顧客に情報を発信することは重要だが、過多になると逆効果になってしまう。顧客とのコミュニケーションは、今までは人が担っていたが、面倒なものはわれわれベンダーが機能化を進めるので、各企業はコンテンツ制作などの価値の高い業務に人的リソースを振り向けてもらいたい」と語った。今後、マーケティング系の機能追加を予定していることも示した。(齋藤秀平)