ユミルリンク(清水亘社長)は7月15日、メール配信システム「Cuenote FC」に「Webトラッキング機能」を追加した。メールマガジンが届いた読者のWebサイトへ訪問の有無などを可視化することでマーケティング戦略を支援する。


 Webトラッキング機能は、メールの配信先アカウントが特定のWebサイトでどのように行動したかを記録する機能。Cuenote FCの既存機能で取得できる情報や、年齢・性別といったユーザー情報と組み合わせることでより個人に最適化されたメールマーケティングを可能にする。

 同社マーケティング本部の五十嵐崇之氏は「ECサイトなどでのカゴ落ちを防ぐカートリマインド機能や配信プロセスを自動化するシナリオ配信機能などと組み合わせることで、運用負荷を下げながらより効果的にマーケティングを実施できる」と語る。また、Webトラッキング機能やその他の既存機能が収集したデータはCSV形式で出力でき、外部の分析ツールやサービスのデータソースとしても活用できるという。

 Webトラッキング機能は有償のオプションとして提供する。五十嵐氏は「MAツールによってはユーザーの行動分析をするために月額3~4万円のコストがかかることも多いが、同様の利用目的であればWebトラッキング機能はより安価に利用できる」と強調する。

 近年、メール配信やDMP関連市場は拡大傾向にある。中でも直近のコロナ禍においてはBtoB企業からの問い合わせが増加している。

 五十嵐氏は「BtoBのユーザーはこれまでも展示会やイベントで交換した名刺に対する接点づくりで使っていただくケースは多かったが、コロナ禍においては対面による接点がなくなってしまったことで需要が拡大している」と指摘。メール配信でフォローすることで顧客とのつながりを作る動きが増えているという。(銭 君毅)