パナソニックは、中国・パナソニックエナジー無錫(PECW)において中国で同社初となるCO2ゼロ工場を実現した。

 パナソニックでは、持続可能な社会を目指した事業推進の位置付けとして、工場の操業でCO2を排出しない「CO2ゼロの工場づくり」をグローバルで取り組んでいる。これまでグローバルで六つのCO2ゼロモデル工場とCO2ゼロショウルームを実現しており、このノウハウを展開することで中国でもCO2ゼロ工場を実現した。

 PECWでは、主にリチウムイオン電池、ニッケル水素電池などの二次電池を製造している。従来の手作業と目視検査を双腕ロボットと画像検査システムに置き換える自動組み立てラインを18年に導入するなど、高品質で高効率なモノづくりへの革新に取り組んできた。

 CO2ゼロを実現した具体的な策については、工法・工程の革新や先進的な省エネ技術の導入、LED照明の導入などでより少ないエネルギーでモノづくりをするエネルギーミニマム生産の推進とともに、太陽光発電システムの導入、I-REC証書の調達、化石燃料由来CO2の排出をオフセットするクレジット、屋根貸しスキームの活用など。20年実績で約4.4万トンのCO2排出を実質的にゼロとし、これまで実現してきた同社のCO2ゼロ工場の中で最大の規模となる。