マイクロソフト コーポレーション(マイクロソフト)とNECは7月13日、これまでの40年以上の協業をもとに戦略的パートナーシップをさらに拡大する契約を結んだと発表した。今後、複数年にわたる新たなパートナーシップによって両社は、Microsoft AzureやMicrosoft 365、NECの5G技術を含むIT・ネットワークの知見、さらにはお互いのAIやIoTソリューションを活用し、さまざまな企業・公共機関(パブリックセクター)のクラウド導入やデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速と事業成長を支援する。

 今回のパートナーシップによって、NECはMicrosoft Azureを優先クラウドプラットフォームとして採用し、顧客の持続的なDXの推進や、ビジネスモデルの変革、パンデミック後のニューノーマルを見据えたデジタルワークプレイスの構築に向けて、ソリューションを強化していく。

 NECのデジタルワークプレイスによるイノベーション創出や従業員の働き方改革を加速させるにあたり、両社は協力してNECのオンプレミスのIT環境をAzureに移行する。また、Azure Virtual Desktopやその他のAzureサービスをNECグループ11万人の従業員に展開する。

 両社は、高速で低遅延のデータ接続によって高パフォーマンスのネットワークエクスペリエンスを提供し、効率的なワークプレイスを構築する。これにより、企業・公共機関の業務遂行力を最大限引き出し、パーソナライズされたワークスタイルを確立できるようになる。

 さらに、マイクロソフトのインテリジェントエッジソリューションやNECのローカル5Gネットワーク技術などのアセットを活用し、さまざまな業種の顧客のDXを共同で支援する。例えば、小売業では両社が協力してAIで顧客の取引データをリアルタイムに分析することで、購買パターンの理解促進や業務効率の向上、新たな市場機会の創出へとつなげていく。

 Azureと、両社のAIやIoT技術などの先進的なソリューションを提供することで、顧客のカスタマーエクスペリエンス(CX)を強化し、店舗でのセキュアな運用や保守に寄与する。また、両社は企業・公共機関の顧客向けに、Microsoft Azure上で構築されるネットワークイノベーションへの取り組みの推進も予定している。