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キンドリルジャパン 脱IBMでオープンな姿勢が鮮明 パートナーと新しい市場の開拓に注力
2021/12/16 16:00
週刊BCN 2021年12月20日vol.1904掲載

「これまでのIBMというSIerとしてエンドツーエンドをカバーする世界から、世の中で最もいいものを提供していく方向にしていく上で、パートナーとの関係は、われわれにとって1番大きな変革であり、1番大きな戦略だ」。上坂社長は説明会で、パートナーとの関係について繰り返し言及した。
上坂社長の発言の背景には、これまで以上にオープンな姿勢を印象づける狙いがあったとみられる。キンドリルジャパンが引き継いだ事業は、今までは日本IBMが担い、IBM製品に特化にしながらビジネスを展開してきた。日本の市場では強力なブランド力があったものの、パートナーとの関係ではIBMの看板が足かせになる面もあったという。
分社化後、パートナーとの連携はグローバルと日本の両方で加速。グローバルでは、米マイクロソフトと戦略的パートナーシップを確立したほか、米ヴイエムウェアとは戦略的パートナーシップを拡大した。日本では、今月6日にエクイニクスジャパンとの協業を発表。この日は、日本カストディ銀行とメインフレームソリューションにおける戦略的パートナーシップを結んだことを披露した。
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