LINE WORKSは、全国約500社のビジネスパートナーの販売協力のもとでシェアを伸ばしてきた。各パートナーの先にはさまざまな業種・業態のユーザー企業がいることから、パートナーが持っている業種別アプリやサービスとの連携も進めながら事業化を模索していく考えだ。ワークスモバイルジャパンの社内では、すでに複数のAI活用プロジェクトが立ち上がっており、パートナーとの連携を重視しながらAIの社会実装を進める。
LINE WORKSの利用料金の中に含まれるAI活用サービスがある一方、一部サービスは有料オプションになる見込み。有料サービスはLINE WORKS事業のアップセルにつながるだけでなく、将来的には「第二の収益の柱になる可能性も十分にある」と増田社長はAI活用サービス事業に期待を寄せる。
(安藤章司)