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米A10 Networks日本法人 顧客数は1700社以上、自治体で利用が進む 年次イベント「A10 CONNECT 2024」開催
2024/10/24 12:00
週刊BCN 2024年10月21日vol.2034掲載
米A10 Networks(A10ネットワークス)日本法人は10月2日、年次イベント「A10 CONNECT 2024」を開催し、国内のビジネス状況や製品戦略について説明した。前年に続き、セキュリティーとインフラを注力領域とする方針を示した。
日本法人代表の川口亨社長が国内のビジネスについて紹介し、9月時点で顧客数は1787社で、そのうち215社が1年以内に獲得した新規顧客だと明らかにした。川口社長は「毎年、200社前後の新規のお客様が増えており、当社の価値を認めていただいている」と手応えを語った。近年は、自治体での製品利用が拡大しているとし、「市区町村のレベルまで当社の製品が届いている。これは大きな強みだ」と強調した。
製品戦略については、DDoS攻撃が増加していることから、対策総合ソリューション「A10 Defend Suite」の販売を強化するとした。同製品の特徴として、DDoS攻撃に特化した脅威インテリジェンス「A10 Defend Threat Control」を搭載していることを挙げ、攻撃状況の把握に加えて、自社の保有するIoTデバイスなどがウイルス感染し、DDoS攻撃を行うBotになるのを検知して防ぐという。
同社の主力製品であるADC(アプリケーション配信コントローラー)などのハードウェア製品については、24年後半から25年にかけて、ローエンドからハイエンド対応の新製品を発売するとした。
企業のハイブリッド環境への移行に合わせて、アプリケーショントラフィックを処理するオペレーティングシステム「Advanced Core Operating System」のアップデート、管理コンソールの刷新を実施する。
AIの活用については、これまでも脅威検知と防御機能の強化に取り組んできたが、今後は、ソフトウェア、ハードウェア双方にAI機能を組み込んでいくとした。
(岩田晃久)
米A10 Networks(A10ネットワークス)日本法人は10月2日、年次イベント「A10 CONNECT 2024」を開催し、国内のビジネス状況や製品戦略について説明した。前年に続き、セキュリティーとインフラを注力領域とする方針を示した。
日本法人代表の川口亨社長が国内のビジネスについて紹介し、9月時点で顧客数は1787社で、そのうち215社が1年以内に獲得した新規顧客だと明らかにした。川口社長は「毎年、200社前後の新規のお客様が増えており、当社の価値を認めていただいている」と手応えを語った。近年は、自治体での製品利用が拡大しているとし、「市区町村のレベルまで当社の製品が届いている。これは大きな強みだ」と強調した。
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