セキュリティーについては、国内での利用が増加しているSSE(Security Service Edge)製品の「Secure Access」で3年ライセンスを購入した場合、1年間のライセンスを無償で提供する乗り換えキャンペーンを実施する。XDR(Extended Detection and Response)製品などの販売にも注力する。
米Cisco Systems(シスコシステムズ)日本法人は、11月28日に開催した「Cisco Partner Conference Japan 2024」で、本年度(2024年8月~25年7月)のパートナー戦略について説明した。26年2月から開始する新たなパートナープログラム「CISCO 360」や、拡充した支援体制、重点領域のAI、セキュリティー、以前から強みとしてきたネットワークなど各事業の強化ポイントなどを紹介した。専務執行役員の大中裕士・パートナー事業統括は、シスコが12月に創業40周年を迎えたことに触れ、「第二創業期に当たる転換期だと思っている。パートナーと一緒に変革に取り組んでいく」と抱負を述べた。
(岩田晃久)