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オービックビジネスコンサルタント、都内でパートナーカンファレンスを開催 11万件のクラウド移行に注力、AI機能も強化
2025/06/26 09:00
週刊BCN 2025年06月23日vol.2064掲載
オービックビジネスコンサルタント(OBC)は6月10日、「OBCパートナーカンファレンス2025」を東京都内で開催した。5~7月に全国13会場で開催するイベントで、東京会場は6会場目。和田成史社長は、既存ユーザーのクラウド版への移行のさらなる推進に加えて、AIの本格導入によって「お客様の業務にイノベーションを起こし、感動を届けたい」と述べ、ユーザーの業務革新をさらに支援する方針を示した。
オンプレミス環境向けに提供していた「奉行11シリーズ」は、現在も約11万システムが稼働しており、2027年4月末から段階的にサポートを終了する。25年度はIT導入補助金を活用した既存ユーザーのクラウド移行に注力する。「奉行クラウドシリーズ」ではさまざまなレイヤーでセキュリティーの強化を図っていることや、最新製品群の活用で業務を全体最適化できることなど、クラウドのメリットを丁寧に伝えて移行を促す。7月には奉行11シリーズ向けに特化したユーザーイベントも開催する。
クラウド製品では、会計の周辺業務を効率化する「奉行クラウドEdge」のセット提案に注力。和田社長は請求書の発行・受領を「最も重要な周辺業務」と位置付け、同社の請求書発行・受領サービスを奉行クラウドと合わせて導入することで、大幅な業務革新を図れるとした。中堅・グループ企業向けの「奉行V ERPクラウド」では、新リース会計基準への対応を支援する機能を盛り込んだほか、連結会計で最も煩雑な業務の一つとされるグループ間取引の突合をAIで自動化する。
AI戦略では、同社のクラウド製品に組み込んだ「AIアシスタント」で、仕訳の自動化やAI-OCR、生成AIチャットによるヘルプ表示などを提供するのに加え、パートナーと連携した「奉行クラウドAIエージェント」で、財務分析などより高度な業務支援を実現することを説明。和田社長は、OBCとパートナーの技術で「(顧客の)AIトランスフォーメーションを実現する」とし、中堅・中小企業のDXに一層貢献していく姿勢を強調した。
(日高 彰)
オービックビジネスコンサルタント(OBC)は6月10日、「OBCパートナーカンファレンス2025」を東京都内で開催した。5~7月に全国13会場で開催するイベントで、東京会場は6会場目。和田成史社長は、既存ユーザーのクラウド版への移行のさらなる推進に加えて、AIの本格導入によって「お客様の業務にイノベーションを起こし、感動を届けたい」と述べ、ユーザーの業務革新をさらに支援する方針を示した。
オンプレミス環境向けに提供していた「奉行11シリーズ」は、現在も約11万システムが稼働しており、2027年4月末から段階的にサポートを終了する。25年度はIT導入補助金を活用した既存ユーザーのクラウド移行に注力する。「奉行クラウドシリーズ」ではさまざまなレイヤーでセキュリティーの強化を図っていることや、最新製品群の活用で業務を全体最適化できることなど、クラウドのメリットを丁寧に伝えて移行を促す。7月には奉行11シリーズ向けに特化したユーザーイベントも開催する。
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